信頼・信用は、何十年かけて築いても一瞬で失ってしまうほどモロい
はじめに断らせてください。つらつらと駄文ですが、自戒を込めて書きました。お許しくださいm(_ _)m
どうも、おとたま(@ototama46)です。
信頼、信用を得るって大変です。
でも、信頼、信用をなくすのって一瞬ですよね。
わたし、まさにそれを体感しました。
8年、9年かけて築き上げた信頼、信用をチョットしたボタンのかけ違いで、ある人たちはわたしの信頼を失ってしまいました。
わたしは、かなり情に流されやすいので今でも心のどこかで信じたい気持ちもあるのですが、わたしの周囲にとっては完全にアウトでした。
- 信頼を失う発端は、こちらのアクシデントだった
- 信頼を失い始めたのは、くるはずの連絡がこなかったこと
- 信頼が音をたてて崩れだのは、担当者によって説明内容が異なった
- それでも信用したのは、今までの関係があったから
- もう元に戻らないほど信頼は崩れてしまった
- 誰かが間違ったことをしたわけではない
信頼を失う発端は、こちらのアクシデントだった
ある日、会社にいた私に電話がありました。
こちらに予期せぬアクシデントが発生しました。
電話の先はスゴく動揺しており、ひとまず落ち着かせることに専念しました。
その電話のあと、わたしは想定しうる事態を考えて多方面に連絡をとり、使えうる手段の確認をして仕事が終わった後、帰宅しました。
家に帰って確認すると、わたしが想像していたよりは全然、心配するほどの事態ではありませんでした。
アクシデントの二日後にたまたま休みをとる予定だったので、取引先に「そちらにうかがいたい」と連絡をしたところ、大丈夫とのことでアポイントをとりました。
アポイントどおり、取引先にうかがい今後の方針を相談しました。
事態はどういう状況で、期間はどれくらいかかるか、費用はどれくらいか。
こちらの状況・要望も伝え、満額回答とはいかないまでも最低限、取引先もこちらの要望に応えてくれました。
そして、専門的なことは翌日、担当者から連絡させますとのことで、その日は終わりました。
しかし、この訪問のあと1回目の不信感が芽生えました。
信頼を失い始めたのは、くるはずの連絡がこなかったこと
翌日、仕事もあり、昼休み時間に連絡をくれるよう頼んでおいたにもかかわらず連絡はきませんでした。
取引先も急な対応だったり、人間なのでうっかり忘れてたなんてこともあるし、必ず翌日に連絡もらわないと困る話でもなかったので、わたしも忙しかったので忘れていました。
しかし、夕方、ふと思い出し取引先に連絡してみると「こちらから連絡することになっていましたか?」との答えが・・・。
あとで営業担当に聞くと、机にメモを貼っておいたが書類に埋もれて見失ったとか。
のちのち、社内用メアドがあることもわかったのですが、メモなんかよりメール入れとけばよかったんじゃないかなと思いました。
まぁ、これくらいはよくある話なので「次は気をつけてくださいね」とクギをさす程度でしたが・・・。
信頼が音をたてて崩れだのは、担当者によって説明内容が異なった
営業担当と技術担当で話が異なることはあります。
大きく違うのは問題ですが・・・。
でも、技術担当同士で食い違うと話は全然違ってきます。
誰の何を信用すればいいのかわからなくなります。それが金額に関わる話だとなおさらです。
ある人は大幅な対応が必要(6万円)と言い、ある人は簡便な対応で大丈夫(3千円)と言うと、結局どっちなの?交換しないと使えないの?って話になります。
頼む人によっては必要のないことまで頼まなきゃいけなくなり、しかもお金も多くかかることになります。
第一に、わたしは何も決められません。
余裕があったからよかったものの、緊急事態なら即決が求められます。
それで必要経費が20倍も違うと、あとで取り返しがつかなくなります。
このことが、まさに私の中で信頼が音をたてて本当に崩れはじめたことを感じました。
ここの技術、大丈夫?って。
後日、説明を求めると、それは完全に取引先の不手際だったということで謝罪されました。
それでも信用したのは、今までの関係があったから
最初の取引は時間の関係もあり、また、以前からの信頼関係のもと、そのまま取引をしました。
しかし、その結果は満足いくものではありませんでした。
取引先が言うには、そういうもんで仕方がないことだと。
たしかに、こちらの意図があいまいな部分もあったと思います。
でも、その道のプロであれば、素人であるクライアントが想定していないリスクも説明してほしかった。
一般的な業者との金額の差は、ある意味、保険です。
それが、仮に金額が高くてもプロに頼むということだと私は思います。
もう元に戻らないほど信頼は崩れてしまった
最初の取引に満足がいかなかったので、自腹で追加依頼をしたいと話したところ、改めて金額の提示がありました。
一回目の不満足をわかった上での金額提示だったので、今回はある程度、こちらの満足が得られる内容だと思っていました。
しかし、その内容は期待どおりではありませんでした。
金額提示の後日、内容について確認すると追加注文でも満足が得られるかどうかはわからないとのこと。
であれば、金額提示の際にそう説明してほしかった。
そういうことならば、そもそもその提示について検討する必要はなかったわけです。
それ以前に、こちらが聞かなかったら一体どうなっていたのだろう。
結果、約2時間ほど打ち合わせをしましたが、折り合わず取引先はわたしの信頼を失うこととなりました。
誰かが間違ったことをしたわけではない
こちらとしても、素人としてできる限りの意思表示、情報提供したつもりです。
取引先としても、だますつもりもなく間違ったことをしたわけでもなく、こちらの事情をくんだ上での提案だったと思います。
でも、取引先はこちらの信頼、信用を失った。
なぜか?
プロとしては当然なことも、素人にはわからないことだらけ。
そこの丁寧さに書けていたことが、信頼を失った今回のポイントだと感じています。
こちらが期待しすぎなのかもしれません。
でも、素人がプロ中のプロに相場より高い金額で頼むということは、そういうことなんです。
プロとして考えうるあらゆるメリット・デメリットを、何もわからない素人にキチンと説明するのが、クライアントが求めていることと意識する。
それが個人のお客さんを担当するということ、一人一人にあったサービスを提供するということなんだと、わたしは日々、思って仕事に取り組んでいます。
今回、最後に技術担当はこう言いました。
「せっかくここまでお付き合いしてきたのに、こんなことになり悔しいです」と。
営業担当は「また、お力になれることがあれば・・・」と、力なく言いました。
そのときの2人のいでたちはハッキリ脳裏に残ってます。
わたしも残念な気持ちです。
でも、ここまでこじらせた以上、わたしもいまさら、気持ちよく取り引きすることはできません。
チョットしたボタンのかけ違いで、約10年かけて築き上げた信頼を、たった数日で失う。
信頼を得るのは失うのに対して何千倍も時間がかかることなんです。
今回のことを自分の教訓として、わたしも仕事に励んでいきたいと思います。
駄文にお付き合いいただきありがとうございます。
以上、よろしくお願い申しあげます。
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