【公務員の視点】心愛ちゃん事件と野田市児童相談所と千葉県の元課の責任
どうも、おとたま(@ototama46)です。
心愛ちゃんの虐待問題はホント、同じ親として心が痛みます。
どうして自分の子どもにそんなことができるのか?
“しつけ”って言ってるけど、家庭内DVやるやつなんて、世間では気が小さくて何もできないし、自己顕示欲が強かっただけ。
要は、ただの“弱いものイジメ”です。
たぶん今も「俺、何か悪いことした?」って思ってるんじゃないですかね?
とはいえ、今回の行政の対応はホント、同じ行政マンとして最低最悪です。
行政マンがみんな、お父さんの恫喝に負けて子どもの命を差し出したようなもんです。
ただの事務系公務員
行政マンはなぜ恫喝に負けたのか?
わたしはこう思いました。
こいつら、所詮、事務系公務員だから頭下げればお役ごめんぐらいにしか思ってないから。
— おとたま@はてブ&1馬力でも豊かな生活がモットー (@ototama46) 2019年1月31日
この教育委員会の事務系公務員は、学校時代、一歩違えばさイジメられる側ぐらいのカースト位置だから、いじめっ子に屈っしちゃう気質なんだよね。
— おとたま@はてブ&1馬力でも豊かな生活がモットー (@ototama46) 2019年1月31日
児相の職員も同様です。
要するに、児相も教育委員会も誰一人、その道のプロではないということ。
みんなただの事務系公務員の集まり。
2~3年たてば当事者たちは異動してお役ごめん。
児相にも児童福祉司という資格を持った人がいますが、資格があるからできるかどうかは別問題。
基本、ちょっと勉強ができる(試験が得意)やつがやってるだけ。
行政の本質なんてそんなもんです。
だから、児童相談所や教育委員会を叩いても何にも変わりません。
千葉県庁知事部局の姿がまったく見えない
ただ、今回の件で気になることがあります。
それは“まったく千葉県庁知事部局の職員が出てこない”ということ。
児童相談所には所長がいますので、基本的には児相の問題は所長が責任者となって対応するのはわかります。
でも、児童相談所は役所の組織論でいうと“出先機関”です。
出先機関には必ずそれを統括する部局があり、千葉県で言えば“知事部局”がそれに当たります。
簡単に言うと知事部局とは、千葉県庁内の組織を指します。
さらに、千葉県の知事部局内に元課(県内の児童相談所の取りまとめの部署)があります。
千葉県では“健康福祉部児童家庭課虐待防止対策室”という部署が元課のようです。
児童相談所/千葉県
しかし、今回の件でここの姿がまったく出てきません。
元課は、どう思ってるんですかね?
世間の目もすべて、児童相談所と教育委員会に注がれています。
おそらく、責任・問題の焦点はすべて児童相談所と教育委員会に向けられるでしょうが、元課の責任・問題は問われないんでしょうか?
ちゃんと児童相談所を管理・指導、相談にのっていたのかと?
おそらく県内数カ所に児童相談所があるはずですが、元課はきちんと状況を把握してたんですかね?
児童相談所から連絡がないから知らなかった、とか言いそうですが定期的に所長会議とかやってなかったんですかね?
児童相談所の所長はいつもひとりで会見に臨んでます。
見てると、目の焦点は定まらず精神的に不安定な感じを受けます。
毎日、児童相談所ではたくさんのクレームの電話がなり、すべての責任をひとりで背負っているのでしょう。
そんな中、おそらく元課は、この問題は児童相談所と教育委員会の問題であり、自分たちは直接には関係ない、責任もないぐらいに思っていることでしょう。
行政の縦割りがよく言われますが、こんなところにも縦割りが顔を出します。
ともあれ、今回の件は、同じような境遇にいる日本中の子どもに「大人たちは信用できない」と絶望感を与えたと、自分たちのところで起きた問題に対して千葉県は認識すべきです。
そして、元課の責任もきちんと問われるべきだと思います。
以上、よろしくお願い申しあげます。