【4つの方法で乗り切ろう】市民農園の雑草!大量な処理どうする?
暖かくなってくると雑草が増えてきて嫌なんだよねぇ、処理も困るし・・・
ご訪問お待ちしておりました。
週いちファーマーのおとたまです。
暖かくなってくると雑草が一日の作業のほとんどが雑草抜きで終わっちゃうんだよね
※上の写真は、わたしの農園の一部の雑草狩り前後の写真です。
そんな悩みを持つあなたにこの記事を用意しました。
この記事では4つの雑草の処理方法(目次参照)を紹介します。
この4つの方法は、場所の制約があったりするので、すべての人が取り入れられる方法ではありません。
でも、ここで紹介する4つの方法のどれかで、あなたの雑草処理の悩みを改装してくれるはずです。
市民農園ユーザー共通の悩み、雑草との死闘のヒントとなれば幸いです。
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※市民農園や貸し農園を借りてみたい方は、こちらにポイントや注意点をまとめていますので、ご覧ください。
雑草を捨てる
基本中の基本ですね。
もちろん、どこにでも捨てられるわけではありません。
農園によっては、雑草や野菜の茎や葉を捨てられる場所が設けられているところもあります。
そういう場所があればラッキー!そこに捨てまちゃいましょう。
また、草木や雑草を資源ゴミとして回収してくれる自治体もあります。
お住まいの自治体のホームページなどで確認してみてくださいね。
ちなみに、農園の捨て場は雑草や草木を捨てられるけど、肥料の袋なんかはキチンと自宅で処分(燃えるごみとして)しましょう。
雑草を土の中にすき込む
夏に大成長する雑草。
栄養分は悲しいかなら、私たちが撒いている肥料です・・・。。
だから、雑草も土にとっては栄養満点なんですよ。悔しいけど。
だから、それを逆手にとりましょう。
土と一緒に雑草も耕してしまえば(すき込むこと)、そのまま肥料になります。
処理もできて肥料にもなる。一石二鳥ですね。
ただし、この方法は雑草が少ないか小さいときに有効です。
大きく育ったあとだと土と一緒に耕すのが難しくなりますし、そもそも量が多すぎてすき込み切れません。
耕運機があればできなくないかもしれませんが、市民農園レベルだとそこまで投資できないですよね。
このカセットボンベ式の耕運機なんかがあれば楽勝でしょうか、鍬や鋤ではまぁ大変ですよ。
このから紹介する2つの方法はスペースが必要になるので、市民農園や貸し農園で小さなスペースしか借りられない場合、すき込むのは非常に有効です。
腐葉土にして肥料に使う
抜いた雑草は積んだままで山になっていることがほとんどだと思います。
その積むときに一工夫すると、時間はかかりますが雑草は腐葉土になります。
腐葉土って、もともとは木々の落ち葉とか枝とかが分解されて土になったのものです。
ということは、雑草も分解されれば腐葉土になるはずです。
わたしも雑草処理で1番やっている方法はこの方法なんですが、ただ積み上げるだけでは横に広がってしまうので積み上げる場所を少し掘り返して雑草の捨て場を作ってます。
下がってる分、平地に積むより多く積み上げられるし平面的に広がりません。
雨水なんかもたまりやすくなりますから分解がすすみ、腐葉土になるのが早くなります。
この方法は結構おすすめです。
一番単純!そのまま埋めてしまう
また、雑草をぬいたら穴を掘ってそのまま埋めちゃうのもありです。
そうすれば、その場所はそのまま使えます。
ただし、その場合は50cm以上は掘って表面下20cmぐらいは土になるようにしておかないと植え付けは難しいです。
だって、埋めた穴が浅いと掘ったらすぐ雑草って・・・想像しただけでも無理そうですよね。
積み上げても埋めちゃっても、2年ぐらいで雑草たちはほとんど土になってます。
わたしの畑でも約2年で土になりました。
区画に余裕があれば、結構おすすめな方法です。
雑草たちも畑の肥料で大きくなっているので、その雑草からできた土は栄養満点(のはず?)です。
雑草も十分、なにげに役に立ちますよ。
堆肥のふりかけで分解促進
あと、雑草を土に分解するには微生物が必要ですので、わたしは雑草がある程度たまると市販の堆肥をふりかけてました。
その方がなんとなく早く土になっている気がします(あくまでも個人の感想です)。
堆肥って牛ふんなどを発酵・分解してできたものなので微生物の宝庫なんですよね。
ちょうど、お酒造りのときにお米に麹を振りかけて発酵させるようなもんです。
お試しあれ!
市民農園の雑草処理4:燃やす
わたしは、ジャマにならない雑草の一部は秋までそのまま生やしておいて枯らしてから燃やしてます。
夏の間に刈り取った雑草たちもいい感じで枯れてくれますので一緒に燃やしてしまいます。
灰になると一気に体積が小さくなるし肥料にもなりますので、土を耕すときに一緒に混ぜ込んでしまえばOKです。
雑草をそのまますき込むより、はるかに楽です。
ただし、街中にある貸し農園なんかだと焚火が禁止されているところもありますので、農園の規則を確認してから燃やしてください。
焚火のお楽しみはやきいも
また、雑草を燃やして処理するときのお楽しみがやきいもです。
スーパーで買ってきてもいいんですが、ぜひ、自分の農園で育てて収穫したサツマイモでやきいもを楽しんでみてください。
わたしは秋になると、自分で作ったサツマイモを持って畑に行き、雑草でやきいもを焼きいている間に畑仕事をしています。
子どもも、やきいも目当てで畑についてきて手伝ってくれます。
畑仕事終わりに食べるやきいもはおいしいですよ!
燃やす(番外編)
雑草は小さいうちに処理してしまうのが1番です。
でも、小さい雑草をちまちま抜くのって大変ですよね?
そこで、こんな簡単なトーチで焼き切ってはいかがでしょうか?
これがあれば、小さいうちに焼くことで根まで焼けるので、そのあと新たに生えてくることありません。
大きくなった雑草なら上のほうだけカマで刈り取り、残った根っこを焼いてしまえば新たに生えてくることを防げます。
また、雑草を焼きながら土の表面も焼くことで害虫も一緒に焼くことができますので害虫予防にもつながります。
まさに一石二鳥!
カセットボンベが燃料なので手軽、私も使ってます。いかがですか?
市民農園の雑草処理(まとめ)
わたしが試した雑草問題への対応は4つです。
POINT
- 捨てる
- 土の中にすき込む(埋める)
- 腐葉土化して肥料にする
- 燃やす(ヤキイモつき)
最近は、おもに「腐葉土化して肥料にする」と「燃やす」ことがほとんどです。
だって、捨てたり人力ですき込むには雑草が大きすぎるし量が多すぎる。
市民農園などそれなりの広さで野菜を作ると必ず雑草の処理に直面します。
畑の立地やスペースしだいで選択できる処理方法は異なります。
「肥料にする」と「燃やす」は野菜を作るスペース以外のスペースが少なからず必要です。
なので、もし農園を借りるときは草木の捨て場があるかどうかを確認し、なければ、雑草を処理するためにも希望より少し広めを借りておくと何かと便利ですよ。
それに、広い方が植える場所を変えられるので連作障害にも対応できるし。
週1でしか行けないとなると、
雑草、まじハンパねぇ~
って思いますが、自分で野菜作りすることはそれ以上に楽しいことがいっぱいです!
子育てにも役立つし。
ぜひ、雑草問題に負けずに、むしろ雑草問題を楽しみながら農園ライフを続けてください。
その先にはおいしい野菜たちがまってますよ!
以上、よろしくお願い申しあげます。
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