お父さんのたまご焼き

おとたま

民間から公務員への転職のコツ、ときどき個人的な趣味のブログ

【ふるさと納税】返礼品もいいけど、ふるさと納税の使われ方を選んでみませんか?

ふるさと納税
どうも、おとたま(@ototama46)です。


ふるさと納税、やったことある?


わが家は今年、4自治体にふるさと納税しました。


4つの自治体はいずれも、自然災害で大きな被害がでて復興に向けてガンバっている財政規模が小さい自治体(基本、町村)です。


Amazonギフト券やiPadなどの返礼品に注目が集まっているふるさと納税ですが、わが家はその自治体を応援するというふるさと納税本来の趣旨に沿うように制度を利用しています。


わたしも一応、公務員のはしくれですし(^^)v


このふるさと納税の制度が注目されている理由はただ一つ。


それは、 お得だからです!


税金なのにお得って?って思いますよね?



ふるさと納税とは

そもそも、ふるさと納税とは何なのか?どういう仕組みなのか?は、総務省のページを一度、読んでおいた方がいいと思います。

www.soumu.go.jp


まっ、簡単に言うと『住んでいる自治体に納める税金の一部を支援・応援したい自治体に納める』ということです。



ふるさと納税は、なぜお得なのか?

この制度は、先にも書いたとおり、住んでいる自治体に納める税金を他の自治体に納めるというのが基本的な仕組みです。


なので、ふるさと納税分は翌年の税金から控除されます。


要するに、税金を前払いしているようなものです。


ざっくりと言うと、翌年30万円納税する人がふるさと納税を5万円すると、

30万円-(5万円-2千円(自己負担分))=25万2千円

を翌年、住んでいる自治体に納税すればいいことになります。


前払い分(ふるさと納税分)とあわせると全納税額は、

25万2千円+5万円=30万2千円

となり自己負担分2,000円多くなりますが、ポイントはココからです。


ふるさと納税に対しては返礼品が届きます。


なので、実質納税額は『30万2千円-(返礼品の金額)』となります。


返礼品の価格は自治体によって異なります。


話題のAmazonギフト券の返礼品はふるさと納税額の4割なので、さっきの例だと実質納税額は、

30万2千円-(5万×4割=2万)=28万2千円

となり18,000円得したことになります。


ねっ?お得でしょ?


ざっくりとした大まかの仕組みはそんな感じです。


同じような制度に寄付がありますが、こちらも税金の控除対象になるので基本的な考え方は同じです。ただし、返礼品がないので盛り上がっていません。


また、日本人には寄付の文化が根付いていないのも、盛り上がっていない理由の一つでしょう。


今はおそらく、ほとんどの自治体が『寄付制度=ふるさと納税』になっているんじゃないでしょうか?

ふるさと納税、やってみたくなった?



ふるさと納税って、どうやるの?

基本は自治体のホームページ

www.pref.iwate.jp

基本は、支援・応援したい自治体のホームページにいって手続きします。


わたしも初めての時は岩手県にふるさと納税しました。


昔住んでいた土地で東日本大震災や台風被害にあっていたので、ここしかないと。


そのときの返礼品は写真の地元の障害者施設で作られた商品。

f:id:pdas100:20181211124831j:plain

岩手の素朴な雰囲気が伝わるすてきな品ですよね。


この時は納税額的に商品が選べませんでした(自治体にお任せ)。


ふるさと納税の趣旨に賛同して納税しましたので、返礼品は二の次でした(我ながら、カッコいいこと言うなぁ~)。


ただし、この方法はふるさと納税したい自治体が決まっているとき。


ちなみに、自治体のページでも、次のポータルサイトをおすすめしているところもありますので、手続き的には自治体と直接よりはポータルサイトの方が便利です。

ふるさと納税のポータルサイト

日本中の自治体がふるさと納税やっていますが、そもそも自治体が知られていないと誰もふるさと納税してくれません。


そこで、いろんな自治体のふるさと納税情報をまとめてくれているサイトがあります。


それがテレビでCMしたりしている、さとふるやふるなびなどのポータルサイトです。


有名どころだと次のようなところです。


今回私が利用したところです。納税の目的別で自治体が選べます。
www.furusato-tax.jp



返礼品からえらぶなら便利サイトです。
www.satofull.jp



話題の『Amazonギフト券』が選べます(期間限定?)。
furunavi.jp



楽天で買い物するようにふるさと納税できて、おまけに楽天ポイントがたまります。
event.rakuten.co.jp


ちなみに、わたしが去年のように自治体ホームページを利用せず、ふるさチョイスを利用したのは、今年は複数の自治体にふるさと納税したかったのが一番の理由です。


また、いろいろな目的別(わが家は災害支援が納税目的)に自治体を探せること、お気に入りの自治体と返礼品をブックマークできる機能とかもあったので、ふるさとチョイスを利用しました。


ほかのサイトもできると思いますが、基本めんどくさがりだから、自分が利用したい機能が最初に見つけたサイトにあったので、今回は、たまたま奥さんが見つけた『ふるさとチョイス』。


ポータルサイトの比較すると、もっとお得なサイトがあるかもしれませんが、自分にあったサイトにたまたまでも出会えれば、それ以上探さない性格なんで今回はふるさとチョイスで十分です。


多少ほかのサイトがお得でも、大した差はないと思いますよ(楽天ポイントはチョットお得かも)。


みなさんもご自分の目的にあったサイトを利用ください。



ふるさと納税を『ふるさとチョイス』でやってみた感想

ポータルサイトを利用するとメチャクチャふるさと納税が楽しくなりました。


わが家の目的はあくまでも災害支援なので自治体ありきです。


でも、返礼品が選べるのであればいろいろ比較したいのが人間の性。


そこでポータルサイトを利用すると、その自治体の返礼品を納税額別に探せるし比較しやすいので、ふるさと納税の満足度が上がります。


みなさんも複数の自治体へのふるさと納税や返礼品の比較をしたければ、ふるさと納税のポータルサイトを利用してみてください。


満足度があがるし、そもそも、ふるさと納税のハードルが下がりますよ。


なお、ふるさと納税の控除を受けるには確定申告が必要ですが、現在はワンストップ特例制度がありますので簡単な手続きで済ますことができます。


書類一枚とマイナンバーカードなどのコピーを郵送するだけ。


ただし、ワンストップ特例制度が利用するには条件があります。


だいたいの人は会社で年末調整の人がほとんどだと思うので、気にしなければならないのは、


ふるさと納税をする自治体が5自治体以下!


これです。


ちなみに、自分で医療費控除などの確定申告をする人もワンストップ特例制度は利用できません。


わが家が初めてふるさと納税したとき、ワンストップ特例制度を申請したあとに医療費控除を確定申告したので、税務署から「ワンストップ特例制度を利用できないのでふるさと納税分を改めて確定申告してください」と連絡がきちゃいました。


知らなかったですねぇ~。


なので、ひとまず、ワンストップ特例制度を申請しておけば控除漏れの心配はありません。




ふるさと納税はいろんな意味で楽しい

今回はふるさと納税する自治体(目的は災害支援)と額(各自治体1万円)をまず決めて、そこから返礼品を選びました。


自治体を決めるのも返礼品を決めるのもポータルサイトを利用したので、スゴく楽でたのしかったです。


税金を納めることは日本国民の義務です。


行政での使われ方にもいろいろ問題がありますが、どうせ納税するのであれば前向きに納税したいものです。


返礼品のお得感ばかりが注目されますが、ふるさと納税の使い方を決めることも可能な自治体もありますので、前向きに納税するという意味でも、使われ方にこだわってふるさと納税をやってみる価値はあります。


使われ方を決められる税金って、なかなかないですよ。


普段、税金の使われ方に不満のある、あなた!


ぜひ、ふるさと納税デビューしましょう。


以上、よろしくお願い申しあげます。


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