お父さんのたまご焼き

おとたま

民間から公務員への転職のコツ、ときどき個人的な趣味のブログ

40代は社会人対象の公務員試験では絶対に併願で受験すべし!

ネクタイを締める男性
ご訪問いただき、ありがとうございます。

おとたま(@ototama46)と申します。

公務員って、どこか1つしか受験できないの?

そんなことないよ。むしろ、民間経験者採用の方が新卒対象の受験よりも併願しやすいよ。

この記事は、そんなあなたの疑問にお答えする記事です。

なぜなら、わたしもいくつもの自治体の民間経験者採用を併願して、今の自治体に採用されました。

この記事では、①どんな併願が可能か、②併願のメリット・デメリット、③併願で気をつけることを、わたしの経験からお話します。

この記事を読んで、ぜひ併願受験で民間経験者採用で公務員への転職を果たしてください。


民間経験者採用での併願パターン

履歴書

民間経験採用の併願は新卒対象の採用の併願と基本は同じですが、募集が毎年あるわけではないので注意が必要です。

自治体職員と自治体職員

この併願の組み合わせが一番、現実的です。

なぜなら、地方自治体、とりわけ市は採用人数にバラツキはありますが民間経験者採用を毎年実施しているところが多いので、必然的に受験できる自治体が多いからです。

あと、意外と近隣同士だと受験日が重なりませんでした。

わたしも首都圏にある市を4つ受験しましたが、どれも受験日が重なりませんでした。

最近、自治体はどこも質・量とも人材難なので、あえて多くの人に受験機会を与えて、他市が取りこぼした優秀な人材の獲得をねらっているのかもしれませんね。

自治体職員と国家公務員

地方自治体職員の民間経験者採用試験は毎年、実施されていることが多いですが、国家公務員は、毎年は実施していないところがほとんど。

しかも、国家公務員については以下の点が新卒対象の採用試験と異なります。

  • 全省庁で実施されるわけではない。
  • 各省庁が独自に実施する。

最近では、気象庁が民間企業経験がある技術系の職員を募集していました。

つまり、自治体職員と国家公務員の併願も可能ですが、国家公務員の採用が毎年あるわけではないので、もし国家公務員への転職が第一志望だとタイミングを見極める必要があります。

また、地方自治体と国家公務員では試験の難易度が違うので、難易度が高い方(国家公務員)にあわせた勉強が必要なのも、仕事をしながら勉強する場合、ちょっと大変です。

併願のメリット

メリット

併願の最大のメリットはもちろん、合格する可能性が高くなることです。

でも、併願で受験し合格したわたしの経験から、メリットはそれだけではありません。

合格の可能性が高くなる以外のメリットは次のとおりです。

  • 模試代わりになる
  • 試験慣れできる
  • 失敗した経験を次に活かせる

この3点はまさに、わたしが受験を通して実感したものです。

模試代わりになる

テストの点数

チョットは勉強していましたが、とある自治体を受験した時、わたしは国語が全くダメでした。

いくつか受験してみると国語の問題が意外と多く出題されていたので、このままではダメだと感じ、国語(文章理解)の問題集を即購入し勉強しました。

実際の試験で実力不足を実感し対策したおかげで、その後の試験では大きな取りこぼしはありませんでした。

実際の試験なので模試代わりとして実力を計るのにうってつけです。

実際に試験を受けてみて気づくこともありますので、本命前にできれば一年ぐらい前から試験を受けてみましょう。

試験慣れできる

社会人になってから試験というものをあまり受けてない人が多いと思います。

試験会場という独特の雰囲気にはある程度、なれておく必要があります。やっぱり、試験は緊張しますからね。

民間経験者採用は毎年どこかの自治体がやってます。

自分の本命までにいくつか受験しておくと、大体どんな人が受けているのかわかりますし、筆記だけでも合格すれば勉強の励みになりますしね。

わたしも試しに受けてみたある自治体の試験で筆記試験(マーク式の問題と論文)の1次選考に合格したりして、その後の勉強に本気で取り組むきっかけになりました。

で、合格することができました。

失敗した経験を次に活かせる

わたしは第一本命の自治体の1次試験(マーク式問題と論文)には合格しましたが、その次の面接で失敗してしまいました。

その2週間後に地元自治体の面接が控えていましたので、面接の練習をしました。

練習をビデオに撮って見直したり、奥さんに面接官役をやってもらうことで、いいところ悪いところを意見してもらったり。

客観的に見ること・見てもらうことで、自分では気づかなかったこと(思ってる以上に堅苦しい受け答え)がわかり、本番の面接は終始いい雰囲気で終えることができました。

結果、その地元自治体に合格し今、勤めています。

併願していなければ、おそらく今の自治体の面接も失敗していたでしょう。

併願で注意すること

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これはただひとつ!

日程の重複です。

応募書類を準備するだけでも時間かかりますから、無駄のないようにしましょう。

社会人経験者採用試験は新卒対象の試験終了後に行われることがほとんどなので、だいたい申し込みが6~8月ごろ、実際の試験が9~12月ごろです。

なので、結構集中します。

さっきも書いたように近隣の自治体は比較的、日程が重複しませんでしたが、地元とそれ以外の地方なんかだとかぶることもあります。

わたしも、1次試験はかぶらなかったけど、2次試験の面接が地元の近くの自治体と実家がある地方の自治体でかぶってしまいました。

1次試験の日程は事前にわかるんですが、2次試験となると最初から明らかにされてないことが多いので、その辺はある程度の割り切りが必要です。

仕事しながらだと、時間がない中での準備になりますから、無駄なく効率的に進めたいですね。

まとめ(公務員への転職は併願で臨むべき)

新規採用者

公務員への転職は絶対、併願で臨むべきです。

公務員試験の受験はタダなので、いくつ受けても受験費用は会場までの交通費のみ。

併願すれば当然、合格する確率は上がるし、腕試しにもあるし、試験対策にも活用できる。

併願で臨まない理由は見当たりません。

ぜひ、本気で公務員への転職を考えているのなら、いますぐ住んでいる近隣の自治体や希望の自治体の受験日程を確認してみてください。

併願できそうなら、片っ端から申し込んでおきましょう。

以上、よろしくお願い申し上げます。

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