お父さんのたまご焼き

おとたま

民間から公務員への転職のコツ、ときどき個人的な趣味のブログ

【転職体験談その2】二つ目の会社を辞めた理由は『不安』

遠くを見つめる男性の背中

どうも、おとたま(@ototama46)です。


転職考えてるの?


こちらの記事でわたしが最初の会社を辞めたいきさつとそのときの気持ちを書きました。
www.ototama46.com


辞めたい理由は人それぞれ、そのときの状況しだいでは同じ人間でも違います。


わたしは2回転職しています。


1回目は先ほど紹介した記事の通りです。


今回は2回目の転職を決意したときのいきさつとそのときの気持ちを書いてみました。


同じような境遇にいる人の参考になれば幸いです。


転職の理由:このままだろうか?

建設現場のごみ

ある冬の現場で仕事をしていた。


わたしは下請け会社の現場責任者として現場作業者を束ねて仕事をしていた。


元請けの現場責任者は60手前の人だった。


でも、あきらかに現場のことがわかっていない。


雑談のように話をしてみると、長い間、今の仕事とは関係ない部署の仕事をしたいたとのこと。


つい最近、いまの部署に異動になったらしい。


だから、現場のことはよくわからないから任せるのでよろしく!とのことであった。


この現場のとき、わたしは39才。


来年には40才になる。


冬の寒い現場で、ヘルメットをかぶり、作業着の上に防寒ジャンパーを着て長靴をはいている。


この人と同じように、60近くになっても、こんな格好のままこんなことをしているんだろうか?


ふと、そんなことを考えた。



転職の理由:会社はよかったが、将来がみえなかった

分かれ道

1回目の転職のとき、何かがやりたいから辞めたわけでもなく、やりたい仕事に就いたわけでもなかった。


約2年間、無職であったが運よくそれなりの規模の企業に転職できた。


ちょうど、その会社が新規事業に取り組むにあたり、それまでの従業員にない経歴を持つ社員を募集していた。


転職サイトでその求人を見つけ、応募したところ採用された。


わたしは転職サイトで見つけるまで、その会社のことはまったく知らなかった。


いざ転職してみると、いわゆる財閥系の企業の子会社であったことから、それなりに給与も福利厚生もよかった。


同僚とも公私ともに仲良くやっていた。


われながら、2年間無職だったのにこんな会社によく転職できたなと思った。


そんな風に手に入れた仕事だった。


しかし、当時のわたしの業界は価格競争にさらされており、この先、大きく発展する見込みのない業界であった。


また、わたしの仕事は会社の本業の受注を増やすために取り組み始めた仕事だったため、業績しだいではいつ撤退となってもおかしくない仕事だった。


現場での元請けの現場責任者といい、この業界の未来といい、自分の将来がこのままでは決して明るいものでないと感じていた。


そんな折り、会社から協力会社が新規に立ち上げる会社への出向を命じられた。


ますます、この会社に自分たちの居場所がなくなっていくと感じた。



公務員への転職の決意

ネクタイを締める男性

その業界には明るい未来はないことだけは確かだった。


同業者に聞いても景気のいい話は聞こえてこなかった。


わたしは技術者だったので、もし技術者として転職するなら同じ業界に転職するのが一番の早道だが業界に未来はない。


じゃあ、どの分野に転職するか?


『未経験歓迎』って書いてある求人なんて、要するに誰でもいいってことだし、一番求人数が多いといわれる営業職は、人とお金の話をするのが嫌いな自分には絶対向いていない。


そんなとき、同じ業界の知り合いが公務員へ転職したと聞いた。


技術職でも事務系の公務員へ転職できるのか?


もしかして自分も合格できるんじゃないかな?と、単純なわたしは思った。


よく、身近な人の成功体験を見聞きすると、自分もできるんじゃないかと脳がポジティブにとらえることが心理学的にも分かっていると聞いたことがある。


まさにそんな感じ。


さらに、毎年、どっかの都市が試験やってるから試しに受けてみたところ、一次試験(一般教養と論文)に合格し、二次試験の面接へと進んだ(あまりにも遠い自治体だったので辞退)。


なんか、太刀打ちできそうじゃん!


わたしは公務員への転職を決意した。



転職には、まず下調べ・準備が重要

パソコンとタブレット

以上が、わたしが2社目をやめ、公務員へ転職しようとした心情ときっかけです。


学生時代に一度、公務員対策の問題集を見たことがありました。


その問題集の第一問が複素数(1+3iとかってやつ)で大学の一般教養は苦手で、わたしは今さら一般教養の勉強はしたくなかったので、就活の時に公務員という選択肢は問題集を見た時点で消えました。


今思えば、おそらく、その時見た問題集は国家一種だったんじゃないかと思いますが。


このとき、何にも情報収集していなかったので、きちんと自分が合格できそうなレベルの問題集を見ていれば、大学卒業と同時に公務員になっていたかもしれません。


まっ、民間の経験はとても有意義だったので、いきなり新卒で公務員になるよりは楽しい人生だったと思ってますので後悔は全くありません。


むしろ、民間経験があるからこそ公務員としての自分の価値があると思います。


就職の時はいろいろと調べまくるのに、いざ転職となると勢いする人が多い気がします。


転職も就職同様、事前の下調べや準備が必要です。


今のままではすぐにでも身体を壊しそうとかでもなければ、いますぐ会社を辞めるのではなく、会社を続けられているうちに次への準備にとりかかることが重要です。


無職になると、お金や周りの目が気になり冷静な判断が難しくなります。


これ、マジ本当です。


わたしは1社目をやめて2社目に入るまで2年間無職でしたが、まぁ、冷静に仕事を探すのは難しかったですよ。



貯金はどんどん減っていくし、年齢は上がっていくし(当時30代前半)。


運よく、それなりの会社に拾ってもらうことができ、前の会社には感謝しています。



ホント、運が良かった。


いまの奥さんも前の会社の人ですし(^^


とにかく、まずは少しでも転職を考えているのなら、今からでも情報収集を始めてください。


自分がそもそも転職できそうかどうかも含めて情報収集してみてください。


情報はいろんな転職情報サイトにありますので、まずはそこから利用してみてはいかがでしょうか?


ちなみに、最近は公務員への転職情報も掲載されています。


以上、よろしくお願い申し上げます。


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