高倍率の社会人対象の公務員試験。40代も合格できる?誰が合格してる?
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おとたま(@ototama46)と申します。
公務員への転職、気になってきた?
最近はだいぶ知られてきた民間企業からの公務員への転職。
それも、30代や40代の社会人経験や民間企業経験のある人を採用してます。
チャレンジする価値は十分ありますよ。
休みなんかは ↓ こんな感じだし。
https://www.ototama46.com/entry/komuin-kyukawww.ototama46.com
給料は、ほぼ最初のうちは下がることになるけど、自分次第で民間の時のレベルまですぐに上げることは可能。
じゃあ、受けてみようかな?と思いつつも「俺の年齢や職歴じゃなぁ・・・」と思っているあなた。
公務員へ転職したわたしの同僚の過去の職歴を見れば、きっと「自分の経歴でも合格できそう!」と思えますよ。
合格する人の年齢層は幅が広い
どれくらいの年齢層が合格しているかというと30代が一番多いです。
でもこれは、もともと30代の受験者数が多いからです。
わたしなんかは40歳の時に受験・合格して41歳で採用されました。
わたしの同僚には採用のときには46歳だった人もいましたので、年齢により合格しやすいかどうかは関係ないです。
ちなみに社会人経験採用の年齢上限は、うちの役所では59歳です。
過去に、民間で部長ぐらいだった人が57歳で採用されたことがあるらしいです。
さすがに、採用後は一般職員になりますので続かず3カ月ぐらいでやめちゃったという話を聞いたことがあります。
ちなみに昨年、技術職ですが48歳で採用された人もいます。
この人の前歴はわかりませんが淡々と仕事をしています。
だから、40代後半や50代で採用されたとしても、本人の意識・考え方次第ですので、転職に対して年齢は気にする必要はないです。
採用に男女はまったく関係ない
過去の採用者をみても、わたしの同僚をみても、合格者に男女差はないです。
その辺、公務員はきっちりしています。
「男女雇用機会均等法」を守るべく。
でも、募集条件が「直近○年で1年以上雇用された期間が△年以上」とかになると、女性は出産で産休取っていたり、旦那さんの転勤で仕事を辞めてしまっていたりすることがあるので、応募できない場合が男性よりも多いかもしれません。
なので、必然的に男性の受験者が多くなり合格者も男性が多くなることはあります。
でも、入庁してみると分かりますが、どの職場にもそれなりに女性はいます。
技術の分野は男性が多いですが、それも受験者と同じ要因で、そもそも女性が少ない分野だから。
でも、最近の国家公務員の女性合格率(2018年度)も過去最高となっていますので、女性の方、チャレンジしてみてはいかがですか?
民間時代の職歴はさまざま
環境調査の現場責任者
これは、わたしの前職の仕事です。
今でこそ、行政では事務職として働いていますが、わたしは元々、理系出身なので民間時代(15年間)は技術部門に所属していました。
主な仕事は、計画の立案、作業員に対する指揮・指導や工程の管理、調報告書の作成でした。
環境調査は国の法律に基づいて実施しますので、報告書を官公庁に持って行くことはありましたが、今の行政の仕事とはまったく関係ない仕事でした。
また、調査は多くの協力業者の人たちと協同で仕事をしますので、その辺のコミュニケーション力は、いろんな部署との調整が必要な
今の仕事には生かせていると感じます。
営業職
採用される人の中でも民間時代が営業職の人は多いです。
わたしの同僚(8人)の中にも3人います。
商品のラベルや専門商社(食材)、製造機器、出版社と様々です。
特に海外担当だったとかの特徴はなく、平凡な営業マンです。
ちなみに、入庁後の配属も税部門、文化財部門、福祉部門とバラバラです。
営業職からの転職者は前職の仕事がらか、コミュニケーション力が高い気がします。
その辺りは正直、学卒あがりの公務員は苦手な人が多そう(完全に私感ですがw)なので、営業出身者は重宝がられるかもしれません。
そんなこともあってか、世の中の働いてる人の約10%が営業職と考えると比率的、合格者は多いかもしれませんね。
行政団体(自治体など)
一部の自治体などでは「過去の職歴に公務員の期間は含めない」としている場合がありますが、わたしが所属している自治体では大丈夫です。
同期にも前々職が都道府県庁経験者や前年まで市町村職員だった人もいますし、独立行政法人の職員だった人もいます。
そんな経歴の人は、前の職場の部署に近い部署に配属されることが多いです。
わたしの同期も前に窓口部門だった人は窓口部署に、保健福祉の独法の団体職員だった人は保健福祉部門に所属してます。
このあたりは、過去の経験をそのまま活かしてもらう方がwin-winですしね。
債権処理業者
いわゆる借金の督促を代行する仕事です。
簡単にいえば「取り立て」屋ですが、当然ながら反社会的勢力ではありません。
そもそも、そんな人は公務員になれませんから(笑)
その人は役所では税徴収の部署、それも高額滞納の対策部署に配属になりました。
どこの自治体もそうですが、税の徴収には頭を悩ませています。
税金は国民の義務なので原則みんな(免除の人もいます)、納めなければならないんですが一部に意図的に納めない人がいます。
そういう人に限って高額納税滞納してたりします。
そういう人の対策に、民間で債権処理を仕事をした人はピッタリ。
聞いた話では、仕事でいい結果を出したそうです。
その後も税に限らず徴収部門にいますので、そのまま徴収部署の職員でいつづけるのかもしれませんね。
まとめ
- 年齢は基本的には合否に影響しない
- 合格者の男女差はない
- 民間時代の職種はさまざま
一昔前は、企業誘致などの経済部門のテコ入れで銀行出身者とかが多かったようですが、今は行政課題がさまざまなので民間時代の職種もさまざま。
年齢も性別も関係ありません。
民間企業で働いていたからそこ身についたスキルは、思った以上に公務員として活かすことができます。
折衝力・提案力・マネジメント力などなど。
あなたのそのスキル、公務員として活かしてみませんか?
※こちらに、公務員という職業をまとめてますので、よければご覧ください。
www.ototama46.com
以上、よろしくお願い申し上げます。
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