お父さんのたまご焼き

おとたま

民間から公務員への転職のコツ、ときどき個人的な趣味のブログ

【公務員試験を目指す社会人40代】ポイントは試験科目の選び方‼

試験科目は選べ

忙しくて時間がないんだけど、短時間で効率よく勉強する方法ない?

この記事はそんな疑問・不安を持つあなたに用意しました。

ご訪問お待ちしておりました。

民間企業から公務員へ40代で転職したおとたま(@ototama46)です。

公務員試験の1次のマーク式試験は多数いる受験生を絞り込む足切りのための試験です。

しかも、社会人経験者・民間経験者採用は2次試験(論文や面接)が重要視されますので、1次試験の合格ラインは受験者数によって多少変動するものの、それほど厳しいものではありません。

約6割程度の点数が取れれば次の段階に進めると言われています。つまり、ある程度の点数を取ることが目標ですから100点を目指す必要はありません。

つまり、

試験科目すべてを勉強する必要はないし、得点の見込みが少ない科目は捨てても大丈夫

そこでこの記事では、前半で試験科目ごとの傾向をお伝えし、後半では実際に合格したわたしの戦略をお伝えします。

この記事を読んで、あなたにマッチした試験科目を選択し、効率よく勉強して合格に近づきましょう。


勉強する科目は取捨選択が必要

公務員試験の試験科目は多岐にわたります。国語や数学といった一般教養から公務員試験独特の数的判断、それに時事問題まで。

学生なら時間もあるのですべての科目を勉強することも可能ですが、家庭も仕事も忙しいあなたがすべての科目を勉強するには時間が足りません。

そこで得意不得意を見極め、不得意科目はいっそのこと勉強しないという試験科目の取捨選択が必要となります。

不得意科目は、次の記事で紹介した総合問題集を解いてみることで見極められます。


試験科目の出題割合は例年ほぼ同じ

公務員試験の出題割合は以下のとおりで、毎年ほぼ同じ割合です。

ちなみに、社会人経験採用はA日程(全国型)を参考にしてください。

試験科目の配分
実務教育出版ホームページ(公務員・就職・資格・ビジネス | 実務教育出版)より

この出題割合とあなたの得意不得意から勉強する科目を取捨選択していきます。

力を入れる科目は受験時に勉強した科目と得意な科目

前の表を見てわかる通り、科目によって多く出題される科目と出るか出ないかわからない科目がありますよね。

多く出題される科目は不得意でも勉強せざるを得ないですが、1~2問しか出題されない科目は不得意科目なら最初から捨ててしまうのもアリです。

そこで、どの科目を勉強するか?は以下のとおりです。


勉強すべき科目はこれ!

  1. 出題割合が多い科目(文章理解・判断推理・数的推理・時事)
  2. 受験の時に勉強した科目
  3. 得意・好きな科目

この選択肢であなたが勉強すべき科目をしぼりましょう。

人文科学・自然科学は特に取捨選択が必要な科目

人文科学は主に国語と英語と社会、自然科学は数学と理科とです。

この2科目は分野ごとに出題割合が大きく違うので特に、どれを拾って、どれを捨てるかが合否を分けます。

国語と英語は出題割合が多いから捨てられない科目

国語と英語は出題割合が大きいので捨てられない科目です。

しかし、この科目は過去問をたくさん解いて問題に慣れることでできるになります。

わたしも勉強し始めのころ、ほとんど対策していない状態でいくつか試験を受けましたがまったく回答に自信が持てませんでした。

これはヤバいと思い、過去問集を買って解きまくったところ、どんどん正解できるようになりました。

英語のわからない単語も何となく推測できる程度の文章なので、単語力はそれほど必要ありませんでした。

国語も英語も解き方にコツはありませんが、たくさんの問題をとにかく解き、問題に慣れることで点数が取れるようになります。

理科や社会は絶対に科目をしぼるべき

理科や社会は先ほど挙げた基準で取捨選択すべき科目です。

出題割合も少ないので、労力をかけずに記憶を呼び戻す程度の勉強で得点できる科目にしぼるべきです。

ちなみにわたしは、受験の時に勉強しなかった世界史と日本史は捨てて地理だけにしぼり、理科は得意だったので受験勉強した物理と化学を勉強することにしました。

数学も得意だったので受験科目としました。また、地学は好きなので天文だけ勉強するという取捨選択をしました。

とはいえ数学と理科は分厚い過去問集ではなく、日頃から持ち運べる程度の大きさの問題集をいつもカバンに入れてすきま時間に勉強できるようにしていました。

資料解釈や芸術、文化は捨て科目

この科目は完全に捨て科目です。

芸術・文化は出ても1問程度だし、資料解釈は解くのに時間がかかるので本番でも即決で飛ばした方がいい科目。

本番で資料解釈に時間を取られるぐらいなら、他の科目をたくさん解いた方が得点できますから。

最初から無視しましょう。

数的判断と判断推理は絶対に捨てられない科目

白いテキスト

この2つの科目は公務員試験では絶対に捨てられない科目です。

出題割合も非常に大きく、この科目が合否を左右します。

この科目も、とにかくたくさん過去問を解くことで少しずつできるようになってきます。

この科目は机に座ってしっかり勉強する必要がありますので、土・日などしっかりまとまった時間が取れるときに勉強しましょう。

わたしも最初まったくダメでしたが、最後は得意科目になりましたので、最初できなくても根気よく取り組みましょう。

時間のない40代こそ思い切った試験科目の取捨選択が必要

試験科目の取捨選択は次の基準となります。


POINT

  • 人文科学は国語と英語と時事はマスト
  • 数的判断と判断推理もマスト
  • 数学・物理・化学・生物・地学は得意なら大学受験の科目のみ
  • 世界史・日本史・地理も得意なら大学受験の科目のみ
  • その他は完全に捨てる

家庭に仕事に忙しい40代は、いかに効率よく勉強するかが合格するためのポイントです。

ただし、なんでもかんでも不得意・嫌いだから捨ててしまうとそもそも点数が足りなくなります。

公務員試験は大学受験と違って基礎的な問題で応用力が必要な問題ではないので、受験勉強で取り組んだことがある科目であればチョット勉強すれば案外解けるようになります。

まずは過去問がたくさん載っている総合問題集を解いてみて感触をつかんでみましょう。

食わず嫌いかもしれませんよ。

以上、よろしくお願い申し上げます。

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