人生経験豊富な40代こそ活きる!公務員の基本は「住民対応」です。
ご訪問頂きありがとうございます。
公務員ブロガーのおとたま(@ototama46)です。
この記事を読もうと思ってるってことは、公務員への転職、考えてるの?
最近は民間の景気もよく就活でも売り手市場なので、新卒だと公務員を蹴って条件のいい民間に就職する人も多いようですが、今もなりたい職業の上位に位置してますよね。
公務員になりたい理由は単純明快で、安定してるから。
特に、わたしと同じ40代の人は、いわゆる「就職氷河期」に就職し、「失われた20年」といわれる時代を仕事人として過ごしてきました。
民間企業では倒産やリストラ、給与カットが当たり前にありました。
わたしも給与カットや倒産、リストラまがいの異動にあってきましたので、公務員の安定は憧れました。
ただし、わたしは憧れで終わらず、40代で転職にしました。
転職した結果、こちらの記事にも書いたように満足してます。
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そこで今回は、公務員への転職を考えているあなたに、わたしや同僚の経験から、公務員ってこんなこともあるんだよってことを伝えたいと思います。
この記事を読んで、公務員という仕事をよりイメージできると思います。
公務員の仕事(1):苦情電話で昼休み丸つぶれ
これはわたしが経験したことです。
お昼ご飯を机で食べていたとき、外線電話がかかってきました。
まぁ、お昼に外線なんてイヤな感じしかしませんよね。
相手はどこかの町内会長さんで明らかに不満がありそうな声。
話を聞くと、
- 町内会内で対立があり、こちらから会長さん宛に送った文書がその対立相手に依頼しなければならない内容だったため、自分から頼めないからその対立相手を宛先にして改めて文書を出し直してくれ。
- しかも、対立の話を去年ぐらいに電話で課長につたえたのに、なぜこの文書を自分あてに発送したのか?
- 派閥やなんやかんやって、どんな組織にもあるだろ?その連中とはとにかく関わりたくないから、そっちで対応してくれ。
とかなんとか、延々とだだをこねて1時間ちかく話してました。
はぁ、何言ってんの?そんな個人的な感情のために税金を使えっていうの?
ただ、ヤなことしたくないから、だだこねてるだけじゃん。
普段は税金の無駄遣いがどうのこうのって言うくせに、自分のこととなると、そういう感覚が欠如しちゃうんですよね。
それに、こっちは1000通からの文書を同時に発信してるんだから、そんな個人的な感情のために、一つ一つ個別の事情に対応するなんて手間かけてられないっつーの。
もちろん、事前に正式に文書送付先を変更している分はちゃんと対応しますよ。
なんかの苦情ついでに電話で伝えたなんて、そんなの一つ一つ対応してられないし、同じような電話がしょっちゅうかかってくるので覚えてないよ。
そんな、いい大人がだだをこねてるだけのどうでもいい電話のために昼休みが丸つぶれになりました。
もちろん、代わりの昼休みはありませんよ。
昼休みは12:00~13:00と決められているので、それ以外に昼休みを取ると取ったで「仕事さぼってる公務員がいる」って電話がかかってきますし。
昼ごはん食べれなかったら、裏でこそっと食べて、食べ終わったらすぐに仕事に戻ります。
公務員って、まじめでしょ?
公務員の仕事(2):窓口で8時間、被害妄想話
これは同僚が経験した話です。
窓口を担当していた同僚のところにおばあちゃんが一人、来たそうです。
そのおばあちゃんが言うには「おじいちゃん(自分の旦那)は息子と嫁に連れさられていなくなった。しかも、息子は嫁にだまされてる」とのこと。
同僚は当時、戸籍を担当していましたので出生届けや死亡届を受理する係でした。
そこで、おじいちゃんの書類を調べたところ、死亡届が出されていて、病院からの死亡診断書も病死で提出されていたそうです。
その話をおばあちゃんにしたところ、今度は「おじいちゃんは死んでない。息子たちに殺されたんだ。」と話し出したそうです。
それから、
(おばあちゃん)おじいちゃんがいなくなった。いなくなったのは息子たちのせいだ!
(同僚)おじいちゃんは亡くなられていますよ。
(おばあちゃん)いや、死んでない。
(同僚)病院からも死亡診断書が病死として出されていますので、そんなことはないと思いますよ。
(おばあちゃん)じゃあ、息子たちと病院がグルになって、おじいちゃんを死んだことにしてどこかに隠したんだ。警察に話そう。
(同僚)警察にお話ししても、私と同じ話をされるだけですよ。
(おばあちゃん)おじいちゃんは死んでない。いなくなったのは息子たちのせいだ!
この繰り返しに延々と8時間、朝9時ごろ来て、帰って行ったのは夕方だったそうです。
その日、同僚はお昼も食べずにおばあちゃんの話につきあったそうです・・・。
「追い返せばいいじゃん」と思うでしょうが、暴力などを振るえば公務執行妨害等で警察に対応してもらえますが、今回のおばあちゃんみたいだと、なかなかね。
行政としては、訪ねてきた住民を理由なく追い返すことは難しいのでつきあうしかないのです(^^;
まぁ、行政の窓口には暇つぶしや寂しさを紛らわすために話に来る人もいます。
そんな人につきあうのも仕事です(そうじゃない気もしますが・・・)。
公務員の仕事(3):笑って車に乗ってちゃダメ?
これはわたしが聞いた話です。
職員が公用車で出かけていたところ、それを見かけた住民から連絡があったそうです。
「役所の人間が笑顔で車に乗ってた。不真面目だ!」
えっ?
公務員って笑って仕事したらダメなの?
仕事って楽しくやった方がいいじゃん。
いつも小難しい顔して仕事してなきゃだめなの?
もう、ここまでくると意味不明・・・。
公務員は基本的に反抗してこないって思われているから、その時の気分次第で、ちょっと癇にさわることがあると文句言いやすいんでしょうね。
しかも、そのチョットの文句に意外と多くの労力がさかれていたりすることを知らないんですよね。
この連絡のあと、その時間帯に当該箇所を走行していた公用車を洗い出し、当事者を探して状況を確認し、一応、通報者にコメントを返す、みたいな。
あなたのその気まぐれな文句に職員の時間(税金)が使われているんですよ。
公務員って基本、まじめですよ。
民間から転職したわたしからみて、ストレートに公務員になった人ってまじめな人が多いです。
公務員の仕事の基本は住民対応です
こんなことも住民対応なのです。
どうです?あなたのイメージしている公務員と違いがあります?
今回の内容はめったにあることではありません(一年に一回ぐらいはあるかも(^。^;))でも、極端な例でもありません)。
こんなことも公務員としては対応しなければならないのです。
公務員は基本、まじめです。
それでも、あなたは公務員へ転職したいですか?
以上、よろしくお願い申し上げます。
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